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[受賞者インタビュー]第5回ハニー・オブ・ザ・イヤー最優秀賞・国産部門【春の花・さくらはちみつ】

美味しいはちみつコンテスト、2019年開催の「第5回ハニー・オブ・ザ・イヤー」国産部門の最優秀賞巣鴨養蜂園様【春の花・さくらはちみつ】でした。巣鴨養蜂園の米田望さんに河村がインタビューを行いました。

※受賞者インタビューは順次掲載予定です
※「ハニー・オブ・ザ・イヤー」とは ⇒ こちら

※2024年のエントリー概要(2024/4/26にエントリー締切しました)


河村:受賞した瞬間を覚えていますか?

米田さん:コンテスト発表の8月3日はちょうど家族旅行で海へ出かけていました。家族が海に入り楽しんでいた時に、私は協会ホームページで最優秀賞の受賞を確認し、家族に報告したのを覚えています。とても嬉しかったです。

河村:「春の花・さくらはちみつ」とはどんなはちみつですか?

巣鴨養蜂園の養蜂場(岩手県)

米田さん:岩手県で父が養蜂をし、娘の私がはちみつ販売を東京で担当しています。ソメイヨシノを中心とした蜜源植物が岩手の春の訪れを知らせてくれます。商品としては「春の花」の百花はちみつの中でもより桜の特徴が現れたはちみつを「春の花・さくら」として販売しています。桜の花が華やかに香る風味の豊かなはちみつです。

河村:巣鴨養蜂園さんのはちみつは毎年のコンテストで資格取得者による推薦が多く、ファンがはちみつを楽しみにしていますね。受賞で販路の広がりはありましたか?

米田さん:アカシアの注文がそれまでは一番多かったのですが、受賞をきっかけに「さくら」を選ばれることが増えました。受賞後にお問い合わせがあり、郵便局での取り扱いに繋がったりもしました。また、スティックタイプの商品展開にさくらを新たに加えました。

養蜂家の娘たち(巣鴨養蜂園&空水土)

河村:『養蜂家の娘たち』として、同じくお父様が島根県で養蜂をし販売を娘の石田じゅりさんが担当するお二人の活動について聞かせてください。お二人の出会いは河村の開催するはちみつ薬膳講座とのことで、今思うととても懐かしいです。

米田さん:9年前に日本はちみつマイスター協会のアドバイザー資格を取得し、中級講座受講後の現在は認定講師として小学校から依頼を受けてはちみつワークショップを行ったり、石田さんとマルシェ販売で一緒にワークショップを開催したり、食のイベントを企画したりと活動しています。協会の開催する講座等に参加することで様々な交流を持てました。2018年には神保町にある農文協農業書センターの本屋内で、養蜂家の娘たち写真展を開催しました。

河村:今年のはちみつフェスタでも『養蜂家の娘たち』として共同出店ありがとうございます。
はちみつの他、チーズやビールと魅力的なラインナップですね。

米田さん:今回もコラボ商品を考えています。せっかくの1年に1回のマルシェですから、自分たちも楽しめる時間にしたいです。

河村:岩手で養蜂をされるお父様を手伝うこともありますか。

米田さん:父は本当に丁寧な養蜂をしているといつも思います。それがはちみつの味わいにも出ていると感じます。たまに手伝っても最終確認は父が必ず行います。父の性格が関係しているかと思いますが、その丁寧さが皆さんに喜んでもらえるはちみつに現れています。

親子で養蜂作業

河村:これからの取り組みや抱負などお聞かせください。

米田さん:父がだんだん高齢になってくると養蜂場の後継者をどうするのかと心配もありますが、今はやってきたことを続けていくことが大切だと考えています。
父が地方で地域に根ざした養蜂を続けることの大切さや考え、思いを私は東京から多くの皆様に届けたい。私たち親子にしかできない取り組み、私たちらしさを大切にしていきたいです。

「養蜂家の娘たち(巣鴨養蜂園&空水土)」で出店販売される
「はちみつフェスタ2024」の情報はこちら!
はちみつフェスタ2024 出店団体・詳細 7/26-28開催@銀座
  ⇒ https://83m.info/apps/note/2024-honeyfesta/


【巣鴨養蜂園】春の花・さくらはちみつ
https://www.sugamo-youhou.com/