美味しいはちみつコンテスト、2023年開催の「第6回ハニー・オブ・ザ・イヤー」日本ミツバチ部門の最優秀賞を受賞したのはNPO法人SCR様の【とみやはちみつ】でした。
NPO法人SCR 代表 村上様、副代表 福井様のお二人に河村がインタビューを行いました。
※受賞者インタビューは順次掲載予定です
※「ハニー・オブ・ザ・イヤー」とは ⇒ こちら
※2025年のエントリー概要は、2025年2月以降に公表を予定しております。
河村:受賞を知った時のことを覚えていますか?
村上さん:富谷市役所の方からお知らせがありました。国産部門、日本ミツバチ部門のベスト3に選出されてから、市役所の盛り上がりが凄かったので。受賞できとても嬉しかったです。
河村:福井さんが日本はちみつマイスター協会認定アドバイザーですので、推薦枠でのエントリーで各部門にエントリーくださったのですね。コンテスト二次審査の審査員にもお越し下さりありがとうございました。
福井さん:「これなら絶対美味しい」と太鼓判を押すことができるはちみつが採れたので出品しました。審査員は、一度経験してみたいと思っていましたので参加しました。
河村:「とみやはちみつ」はどんなはちみつですか?
ニホンミツバチの養蜂場はどのような環境ですか?
活動で、セイヨウミツバチとニホンミツバチと両方を養蜂することになった経緯も教えてください。
福井さん:あんずのような優しい味わいが「とみやはちみつ」の特徴です。日本ミツバチは採蜜が1年に1回になりますので百花蜜になるのですが、ケンポナシやプラム、野菜の花の蜜を集める環境
が味わいに反映されていると思います。
村上さん:市民活動の一環で養蜂をスタートさせたことから、富谷市と連携し進めてきました。今年で9年目になります。セイヨウミツバチは市役所の屋上で養蜂をしています。養蜂活動には市民ならどなたでも加入できるので、メンバーの移り変わりもあります。いわばプロ集団ではなく、市民力で活動が広がっています。
河村:受賞で販路の広がりはありましたか?
宮城県のテレビ局から取材依頼など、今年に入っても協会にご連絡をいただきました。
福井さん:受賞後、メディアの取材を多数受けたことがきっかけなのか、はちみつのお問い合わせがありました。商業施設『とみやど』のお土産物販売コーナーで現在取り扱いされています。
河村:これからの取り組みや抱負などお聞かせください。
村上さん:農福連携の活動で、不登校の子供たちと一緒に蜜源植物を植える取り組みをしています。目に見えて変化していく子供たちにメンバーもやりがいを感じています。
また、とみやど内で営業していました古民家カフェ『いい茶や』の運営を3年間の区切りをつけて、今年から新たに拠点が移りました。大亀山森林公園に『もしもしカフェ』をオープンしました。カフェではイベントを開催したりと今後もいろいろなチャレンジをしていきたいです。
【NPO法人SCR】とみやはちみつ(日本ミツバチ)
※もしもしカフェ https://scrscr2012.wixsite.com/scr2012/%E3%82%82%E3%81%97%E3%82%82%E3%81%97cafe