2015年に開催した美味しいはちみつコンテスト「第1回ハニー・オブ・ザ・イヤー」で最優秀賞受賞を受賞した【レザーウッドハニー】。
そのレザーウッドハニーを販売されている、リアルフード 代表 高橋昭江さんに、日本はちみつマイスター協会 河村がインタビューを行いました。
※受賞者インタビューは順次掲載予定です
※「ハニー・オブ・ザ・イヤー」とは ⇒ こちら
河村:第1回のはちみつコンテストは2015年に開催され、はちみつフェスタの会場内で授賞式がありました。発表まで候補者の方々は順位なども知らない状況でしたね。受賞された瞬間を覚えていますか?
高橋さん:びっくりして、それと共に安心したのを覚えています。
2009年から、はちみつ販売を始めて5年目の出来事でした。当時は子育てをしながら、味わいに感動してタスマニア島から輸入を始めた時でしたので、受賞したことで改めて自信を持ってレザーウッドハニーを紹介できると思いました。
河村:レザーウッドハニーはどんなはちみつですか?
100年経たないとはちみつが採れないというたいへん珍しい蜜源植物ですよね。
高橋さん:世界一空気と水が綺麗なタスマニアにのみ生息する、レザーウッドの木の花の蜜です。蜜がとれるほど、沢山の花が咲くようになるには、発芽から100年近くの年月が必要と言われている、大変貴重な木の花の蜜です。
コンテスト審査員の1人でした平野さん(当時の代表理事)が評価をされた際に『食べる香水』と表現してくれました。これが本当にそうだなと。今では代名詞のようにお客様にも伝えています。
河村:受賞をきっかけに販路は広がりましたか?
高橋さん:基本的にはネットでの通信販売がメインですが、社員の方々が協会の資格を取得されている某化粧品メーカーさまの店舗で長年販売をしてくださっています。
河村:今年の2月には、河村とフードスタイリストマロンさんのコラボレーション料理イベントに協賛くださりありがとうございました。
レザーウッドハニーはリピーターの方々の購入で、入荷してすぐに完売していたなかで、イベントに参加されたはちみつ好きがたいへん喜んでいました。苺やフルーツのマリネにレザーウッドハニーとホワイトバルサミコ酢を和えましたが、あっという間になくなりましたね。
高橋さん:河村さんに、レザーウッドハニーの特徴をよくご理解頂き、フルーツとのマリネを作って頂いたので、皆様から大好評でした。全国のレザーウッドファンのお客様にも、レザーウッドとイチゴやフルーツとの組み合わせは、大変喜んで頂いています。
それから、一度に大量に輸入せず、毎年採れた新蜜を輸入するこだわりで続けてきました。私を含め家族も楽しみなので。
河村:他社が輸入しているものと比べると香りの華やかさがダントツ違うのは新蜜だからだったのですか! 毎年のレザーウッドハニーを待ち望んでいるファンには嬉しいですね。
高橋さん:コロナ禍の影響で荷崩れのため輸入が予定通りにならなかったこともあります。もう少し量を増やせればいいのですが、出来る範囲で今は行っています。
河村:これからの展望や取り組みたいことなど教えてください。
高橋さん:子育てと並行して、輸入販売をしてきました。
子供を寝かせてから、夜中に作業をすることも度々あり、大変でしたが、今は、成長した子供達に重いハチミツを運んでもらったりと、大変助けられています。
その子供達ももう巣立ってしまうので、今後の作業効率や仕組みを考え直す時期にもなりました。
全て一人でやってきたので、まだまだ認知度が低いので、これからも出会いやご縁を大切にして、少しでも多くの方に、レザーウッドハニー、ミドウハニー、ブラックベリーハニーの美味しさを伝えていきたいと思います。
【リアルフード ホームページ】https://real-food.jp/