2016年に開催した美味しいはちみつコンテスト「第２回ハニー・オブ・ザ・イヤー」で最優秀賞を受賞したのは蜂和産業株式会社様の輸入する【ブルガリアンローズハニー】でした。
当時コンテストに関わっていただいた現、日新蜂蜜株式会社 田中美弥香さんに河村がインタビューを行いました。
（第２回は部門分けがなかったため、最優秀賞は１品のみ）
※受賞者インタビューは順次掲載予定です
※「ハニー・オブ・ザ・イヤー」とは ⇒ こちら
河村：受賞を知った時のことを覚えていますか？
田中さん：香りのはっきりとしたはちみつなので、一般的ではないある意味特徴のあるはちみつが皆さまに受け入れられたのだと感じとても嬉しかったです。
河村：バラの単花蜜はたいへん珍しいですよね。まるでバラ園にいるかのような芳醇な香りが特徴の『ブルガリアンローズハニー』ですが、どのようなきっかけで輸入することになったのですか？
田中さん：そもそもローズ研究所の所長とブルガリアローズ協会が共同開発して誕生したはちみつです。ブルガリアでは毎年バラ祭りが開催されていて、弊社会長が招待され訪れた際にこのバラのはちみつに出会いました。その後、2007年に輸入を開始しました。
河村：受賞後に販路は広がりましたか？
田中さん：それまではエステなど美容業界のお取り引きが多かったのですが、受賞をきっかけにレストランなど飲食店への販売にも広がりました。
河村：田中さんには昨年、４年ぶりに開催したコンテストの資格取得者による第二次審査に、当協会のアドバイザー資格取得者として関わっていただきました。審査をされた感想を伺ってもよろしいですか？ 合わせて40品以上のテイスティングとたいへん過酷な審査でしたが（笑）
田中さん：まず印象として強く残っているのは、ニホンミツバチ部門のクオリティーの高さに驚いたことです。ブルガリアンローズハニーが受賞した年にはまだ各部門に分けられていませんでしたので、この数年でますますエントリー数が増えたことでしょうし、風味もたいへん美味しいはちみつが揃っていました。海外産ではキルギス共和国の白いはちみつのエントリーが多くあったのですが、どれも味わいが違うことを実感しました。国産部門では養蜂家さんの世代交代が多く見受けられる時期にうまくはちみつを採られているのだなと思う美味しいはちみつが目立ちました。
河村：楽しまれて審査されていたのを覚えています。ありがとうございました。第３回から、国産と海外産の２部門でコンテストが行われるようになりました。その後ニホンミツバチのはちみつのエントリーが増え、現在は３部門それぞれの良さを知っていただくコンテストに成長しました。今年も開催しますので、エントリーと審査へのご協力をどうぞよろしくお願いします。
それでは、これからの取り組みなどを教えてください。
田中さん：会社としては今後もはちみつを通して人々の幸せが増え広がるよう安心安全な製品をお届けして参ります。私個人としましても、まだ国内では知られていない新たな美味しいはちみつの開拓と使い方を追求していきたいと考えております。
【HOWA-HONEY（蜂和産業）】ブルガリアンローズハニー
⇒ https://howa-honey.com/bulgarian_rose_honey/